3.アセスメント能力を高めるために

課題(ニーズ)の
とらえ方


<課題(ニーズ)とは>

・利用者が生活していくうえで解決が必要とされるもの
矢印
〔利用者の要望そのものが課題(ニーズ)とはならない〕

<課題(ニーズ)の判断>

・生活の中の何を解決すべき問題とし、課題(ニーズ)とするか判断する。そのために、
  


利用者が何を望んでいるかを知り、それに添う(たとえば、在宅療養を望んでいる場合、在宅で生活するために何が問題なのかを知る)
障害のある部分・状態から生ずる困っていることにサービスで対応していくだけでなく、可能性や潜在能力を把握して自立に向けた支援を考える
現状改善の可能性や機能低下の危険性を把握して現状の改善や維持を図る
将来、起こりうる危険性を予測して危険を回避し、予防する。

課題(ニーズ)の
書き方


・ケアマネジャーが状況判断して適切な言葉で表現しないと、サービスの提供(実践)とプラン(計画)が分離してしまう。
矢印

<課題(ニーズ)の表現>

・なぜ、そのような問題が生じているのかといった原因・背景を書き、解決の方向(目標)を考えて表現する。
(たとえば、「麻痺があり一人では排泄できないので介助の必要性がある」「歩行が不安定だから転倒の危険がある」「意欲があるのでADL向上の可能性がある」など)

<潜在能力や危険性の予測>

・利用者の要望のみを書いてしまうと、アセスメントの意義が失われる(客観性の欠如)と同時に、潜在能力や危険性の予測ができなくなる。
矢印
・利用者がどうしたいのか、どういうことが好きなのかを聞いていくなかで、その人に隠されている前向きな気持ちを引き出すことが重要である。それを「○○したい」と書くのではなく、どのように反映していくか客観的に書く必要がある。

TOPへ戻る 1へ戻る 2へ戻る  特集へ戻る  特定非営利活動法人(NPO)
全国高齢者ケア協会
JAPANESE SOCIETY OF CAREGIVING OF THE ELDERLY